わたしの得意技の一つにピーピー豆を吹くというのがあります。
こないだお散歩をしていたらありました。

ピーピー豆。カラスノエンドウというらしいです。
かっぺなので、道端に豆とかどんぐりとかあったら取らずに、拾わずにいられない病。
基本は、豆のお腹側を広げて、中の種を取って、内側の筋を爪できれいにこそぎ取り・・
半分にします。

このように。
ほんでもって、素人はとんがった方を口にはさんでダブルリードの要領で吹きましょう。
すてきに心往くまでピーピーしませう。
わたしレベルの玄人になると、反対のお尻側からでも、丸々一本のままでも吹けます。
そして、
音階も吹けます。
さすがにこのときは5年以上ぶりだったので音階を吹くには時間がかかりましたが、といっても5分ぐらい。
ドレミの歌やら、ファンファーレやら、
方南町から明大前までの20分間ぐらい、吹きまくって歩きました。
このときばかりは、オーボエもやってみたいなって気分になります。結構いけるんじゃなかろーかとも。
春ですね☆
すれ違う人々が謎の音に首をかしげる様・・フフフ・・滑稽滑稽。
得意の歯笛もそうですが、このピーピー豆も、吹いているときに口元が大げさではないので誰が犯人かバレづらいです。
楽しい春のひと時、、、
その後、ランチに入ったお店で豆笛を机に置いたら、注文を取りに来た店員さんが目にもとまらぬ速さで取って、、、
二度見してから捨ててました。
野菜の切れっぱしじゃないから・・
あたいの笛だから・・
でも、ピーピー豆笛の寿命は短いのです。
口から離した瞬間から乾燥が始まり・・そしてクルンと丸まって終わりなのです。
二度と同じものは手に入らない、はかない楽器なのです。
せつないね!
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