
大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)
中村仁一
如何に最後ぽっくりいくか、がんは放置したほうが痛くないか、胃瘻はいかん、という特養老人ホーム医のお話。
若いうちならまだしも、生殖活動を終えて生物として終わってる方々は、がんを下手に治療しない方がぽっくり逝けますよ、とな。ほんとかな。
かなり自信をもって癌死は痛くないと繰り返し言ってるけど、痛くない癌の割合は3割という記述があり、その3割に当たったらどーすんじゃ、と一抹の不安がよぎりまする。
自分もできるだけ病院にいかずに、恐ろしい(と噂の)抗がん剤治療とか受けずに死にたいので年取ったら治療しない方がぽっくりいけるというこの本は非常に頼りになります・・が、ほんとかな。
ほんとに病気を治さず、最後、胃瘻だの点滴だの透析だの輸血だのしなければ脳内モルヒネが出て幸せ~に逝けるのかな。
ほんとかな。
100%言い切ってくれないと、余計な治療しちゃいそうだよ。
言い切ってくれよぅ。
うちの母ちゃんにぴったりだと思ったので、読み終わったらあげようと思ってたけど、最後の方に筆者が主催している「自分の死を考える集い」の章があってやたら自分がお棺に入ったりしてる話があったので、嫌味と取られそうであげずらいぜぃ。
なんか言い回しが面白いので、結構笑えてよかったす。
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